筋トレとピーナッツの素晴らしい相性とその理由
おはよう。
MPだ。
日頃からトレーニングに励んでいる人で、こう耳にしたことはないだろうか。
「ピーナッツは筋トレに良い!」
何をもって良いと判断するかは人それぞれだが、確かにピーナッツと筋トレの相性は抜群に良いんだ。
ということで今回はこのピーナッツと筋トレの関係性、効果や食べる量にタイミングなどを徹底的に解説していこう。

必ずピーナッツ食べながら読んでいってくれ。

もう食べ終わった。
ピーナッツとは
そもそもピーナッツとは何か、簡単に言うとマメ科ラッカセイ族の一年草の種子の部分。
別名で落花生や南京豆とも呼ばれる。
ちなみに、花が落ちるようにして地中で実を生むことから「落花生」という名前が付けられたそうだ。

日本での呼び方は落花生が一般的かな。

いやピーナッツかな。
ピーナッツの栄養素
タンパク質:1.27g
脂質:2.38g
炭水化物:0.94g

ちなみにバターピーナッツだとカロリーは2倍になるぞ。
ピーナッツが筋トレに良い理由
今回のメインとも言えるこの理由。
どのようなメリットや効能があるのか、筋トレにどのような影響を与えるのかについて見ていこう。
大きく以下の5つが挙げられる。

それぞれ詳しく解していくぞ。
不飽和脂肪酸
いきなりだがピーナッツに含まれる脂質は超大事。
ピーナッツのカロリーは比較的高いが、その原因として上げられるのが脂質の多さ。

脂質はあまり良いイメージを持たれないが、身体に必要な栄養素であり特にピーナッツの脂質はとても有益なので詳しく解説するぞ。
大前提として脂質は大きく2種類に分けられ、それぞれ異なる特徴を持っている。
飽和脂肪酸
- 体内で合成できる脂肪酸
- 肉、乳製品、卵黄、チョコレート、ココナッツなどに含まれる
- 一般的に過剰摂取になりやすく、過剰摂取になると健康面でのデメリットが多い
不飽和脂肪酸
- 体内で合成できる「一価不飽和脂肪酸」と体内で合成できない「多価不飽和脂肪酸」がある
- オリーブオイル、イワシ油、植物油、魚油、くるみなどに含まれる
- 健康面でのメリットがある
一般的に脂質に悪いイメージが付いているのは、飽和脂肪酸の過剰摂取による健康被害が原因。
それよりも体内で合成できない不飽和脂肪酸である「多価不飽和脂肪酸」をしっかりと摂取することが健康を維持する上で重要なんだ。
そしてピーナッツに含まれる脂質のなんと80%が不飽和脂肪酸であり、さらに深掘りすると「一価」と「多価」両方の脂肪酸をバランス良く含んでいる。
ピーナッツを食べることで体内で合成できない成分を補うことが出来る

要は脂質の質も大事ということだな。
脂質だけに。

は?
疲労回復
ピーナッツには強力な抗酸化作用を持つビタミンEが豊富に含まれており、トレーニング後の筋肉細胞を修復して疲労回復する効果がある。
元々身体に備わっている抗酸化作用は20代をピークに減少傾向になると言われているため、食事で積極的に補うことが大切だ。
抗酸化作用=身体の老化を進める活性酸素による細胞の酸化を抑制する働きのため、アンチエイジングにも大きな効果がある。

ちなみにビタミンEは脂質と一緒に摂ることで吸収率が上がるため、バターピーナッツを食べるのもありだな。
テストステロンの増強
活力を維持する、男らしく若々しく生活していくうえで必要不可欠となるテストステロン(男性ホルモン)だが、年齢とともに減少してしまい様々な弊害が生まれてしまう。
しかし食事によってテストステロンの生成促進や減少抑制など補助することは可能であり、代表的な成分が亜鉛, アルギニン, ビタミンA, D, E, K, アリシンなど。
亜鉛とアルギニン、ビタミンEを含むピーナッツを食べることで、さらに筋トレをしてテストステロンを高い数値でキープすることが出来る
。

腸内環境の改善
ピーナッツには不溶性食物繊維が豊富に含まれており、これは腸の動きを活発にして便を押し出す働きを持っているため、便秘予防に役立つんだ。
また排便をスムーズにするだけでなく、有害物質も絡めとって一緒に排出してくれるため、大腸ガンの予防にもなる。

特に日頃からタンパク質を多量に摂る生活をしていると腸内環境が悪くなりがちだから、整腸作用のあるピーナッツは重宝するぞ。
血行促進&貧血予防
ピーナッツに含まれるビタミンEとマグネシウムには血行を良くする働きがある。
血行が促進されると身体の隅々まで血液が行き渡るようになり、冷え性の改善に貧血の予防、また筋肉にしっかりと栄養が供給されるというメリットがある。

ちなみに肩こりは血行不良により必要な栄養素が運ばれず筋肉が凝り固まってしまって起きるものだ。

全身こってるわ。
よくあるピーナッツへの誤解
メリットの多いピーナッツだが、意外と誤解や偏見が多いのも事実。
ここでよく言われる間違った事実を紹介しておくので、安心してピーナッツ食べながら読んでいってくれ(食べ過ぎに注意)。
高カロリーで太りやすい
そんなことはない。
先ほど説明したようにピーナッツに含まれる脂質は不飽和脂肪酸であり、むしろ生活習慣病の予防になる。
また低GI値のため血糖値を上げにくい性質もあるため、過剰摂取しない限りそのような心配は大丈夫だ。

そもそも「高カロリー=太る」の概念から考え直していこう。

ニキビが出きる
そんな訳はなく、むしろビタミンEによる美肌効果が期待できる。
そもそもニキビが出来る原因としてホルモンバランスの崩れや皮脂の過剰分泌、生活習慣が主であり、こちらも過剰摂取しない限りは影響が無い。

ピーナッツに含まれる脂肪とニキビは無関係だぞ。
鼻血が出る
ピーナッツを食べると鼻血が出るというような医学的根拠は無く、これら2つの間に因果関係はないとされている。
そもそも鼻血とは外部からの刺激や急激な血圧の上昇によって起こるものであるため、こちらも心配しなくて大丈夫だ。

鼻血出てきた。

なんで?
摂取量とタイミング
ピーナッツのメリットや働きが理解できたところで、実際に食生活へ取り入れるとなると「1日どれくらい食べれば良いの?」というような疑問も浮かぶだろう。
適切な摂取量とタイミングに関してだが結論は以下になる。
1日あたり10〜20粒で、主に空腹時や間食、トレーニング後の栄養補給として食べる
上記の量で必要な脂質を摂取できるかつ過剰摂取にもならない理想の値とされている。
ここで注意して欲しいのは、一度に全て一気に食べるのではなくこまめに分けながら食べること。

ピーナッツは携帯しやすいから、こまめに数粒ずつ食べるのがベストだな。
過剰摂取すると
何度も言っているのが、ピーナッツに限らず過剰摂取はデメリットしか及ぼさない。
仮にピーナッツを食べすぎた場合に起こりうる症状をまとめておいたので参考にして欲しい。
肥満
いくら良質な脂質とはいえ、食べすぎると脂質の過剰摂取になり太る可能性が大いにある。
食べ始めると止まらない癖がある人は、食べる分だけを取り出しておいて残りは棚にしまっておこう。
腹痛・下痢
ピーナッツは含まれる栄養素が多すぎて、さらに含水率も低いため過剰摂取すると吸収・消化しきれずに腹痛を起こしてしまう。
特に食物繊維。
これは腸内環境を良くするメリットもあれば過剰摂取するとかえって悪くしてしまうまさに表裏一体にある成分。

「何事も過剰摂取はNG」これ大事。
外国産のピーナッツに注意
実はごく稀に保存状態が悪くカビが生えているピーナッツが売られていることがある。
「アフラトキシン」という毒素を産出するカビがピーナッツに生えやすい代表的なものであり、非常に強力な発ガン性を持つカビとして有名なんだ。
日本でも過去に検出されたことがあって以来、品質管理も徹底している日本ではほとんど見られなくなったが、安い値段で販売されている輸入品の外国産ピーナッツには現在でも注意が必要。
カビが生えているかの見分け方
国産は安心だが、万が一のために輸入品を購入する際はピーナッツにカビが生えていないか確認することも一つの手だ。
カビが生える最も大きな原因は「ピーナッツが完全に乾燥されていないこと」
基本的にしっかりと乾燥されているものは綺麗なベージュ色をしているが、乾燥が行き届いていないものには部分的に黒ずんでいたり、まるまる黒く変色したりしている。

ピーナッツにカビが生えると殻も黒く変色するので、買うときはざっと目を通してみるといいぞ。
おすすめのピーナッツ
ピーナッツについて長らく説明してきたが、ここで俺MPが実際に日頃から食べているおすすめの商品を紹介しよう。
やはり名産地である千葉県産、そして無添加に限る。

シンプルで無駄がなくおすすめだ。

1年分買った。
さいごに
いかがだっただろうか。
本記事ではピーナッツのメリット、摂取量に注意点、総合的に見た筋トレへの好影響を詳しく解説してきた。
少しでもピーナッツの魅力を理解してもらえれば、そして日々のライフスタイルに取り入れてもらえれば光栄だな。
以上が今回の記事だ。
最後まで読んでくれてありがとう。
じゃあな:)

プロテインにピーナッツ入れたら美味しいよ。

のど詰まるよな!?
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