筋トレにパワーグリップが必要な理由
おはよう。
MPだ。
突然だが「パワーグリップ」という器具を知っているだろうか。
この記事の結論だが、筋トレの種目によってはこの器具を使用することでトレーニングの質を大幅に向上してくれるんだ。
今回はそのパワーグリップについて徹底的に解説していこう。

必ず懸垂しながら読んでいってくれ。

は?
パワーグリップとは
出典:GRIPAD.com
結論から言うと、単刀直入に言うとトレーニング時の握力と手のひらを補助する器具のこと。
懸垂やデッドリフトやラッドプルなどの「引く」種目とベンチプレスなどの「押す」種目の両方で使うことが出来る。
パワーグリップの効果
出典:Workout Grips | Gripad PRO Grip Pads | Gripads.com
それでは実際にどのような効果やメリットがあるのか見ていこう。
大きく以下の3つが挙げられる。

ぞれぞれ詳しく解説していこう。
握力の補助
例えばチンニング(懸垂)やラッドプルで背中を鍛えるとき、必ず上から「バーを引く」という運動をするよな。
これを素手でやるとなれば、相当の握力が必要になり握力を出すために前腕がかなり使われてしまう。

背中だけじゃなくて前腕も鍛えられて一石二鳥やん。

まさにその通り。
確かに前腕をデカくするためにあえて素手で行う人もいるが、これには1つ問題点がある。
それは背中よりも先に前腕がヘタってしまうこと。
特に重量を上げれば上げるほど握力が必要となり、その分前腕にも負担がかかる。
前腕は決して大きな筋肉じゃないため意外と早く力尽きてしまうんだ。

メインは背中を鍛えるトレーニングなのに、握力が出なくなってバーを引けないとなると本末転倒だと思わないか?
しかしパワーグリップを使うことで簡単に解決。
ほぼ握力を使用することなくバーを引くことが可能になり、狙いたい背中を重点的に鍛えることが出来る。
滑り止め
パワーグリップは上記のように引く種目だけでなく押す種目のトレーニングでも効果を発揮する。
例えばベンチプレス。
比較的大きな重量を扱うトレーニングだが、汗で手のひらからバーが滑ると大きな怪我に繋がる。
基本的にパワーグリップはゴムの素材が多く、バーを握る際の滑り止めの役割も果たしてくれるんだ。

特に多汗症の人には必須になるな。
手マメの防止
これは全員ではないかもしれないが、悩んでいる人も中にはいるのではないだろうか。
基本ジムで扱う器具の多くは鉄が一般的(最近はゴムも多い気がするが)。
どちらにしろ、素手でトレーニングを続けていると、摩擦で手の皮がめくれたり手にマメが出来たりする。

昔は「手にマメが出来るまで頑張れ!」みたいな意味不明な言葉があったが、そんな必要は無いぞ。
手マメは痛いだけじゃなく、皮がめくれた箇所から最近が入って腫れたりと色々厄介なことが起きるんだ。
パワーグリップは手のひらを覆う形状になっていて滑り止め効果もあるから、器具を握っている時の摩擦が格段に減る、つまり手マメが出来にくくなる。
パワーグリップの使い方
さあここからはパワーグリップの使い方を伝授していこう。
これまで話したように主に「引く」と「押す」種目の2パターンの使い方がある。

非常にシンプルで簡単だから安心してくれ。

おけ。
引く動作(プル系種目)
- パワーグリップを手首に巻いて固定する
- 外側からベロを巻いて握り込む
- バーを引く
押す動作(プッシュ系種目)
- 手のひらとベロの上にバーをセットする
- そのままベロを被せるように握り込む
- バーを押す
パワーグリップは必要ない?
ここまでパワーグリップの魅力について解説してきたが、実はこういった意見もある。
「パワーグリップとか必要ないね。」
というのも、パワーグリップを使用することで以下のことが出来なくなるため。
- グリップ力(握力)の強化
- 前腕筋の強化、筋肥大
これらが理由であえて使用しない人もいるんだ。

MPはどうなん?

俺は毎回使ってるぞ。
確かにパワーグリップを使ってトレーニングをすると上記の2つは期待出来なくなる。
しかしパワーグリップを利用するトレーニングでは、そもそも重点的に狙っている筋肉は前腕筋ではなく別の筋肉。
その狙っている筋肉を鍛える前に前腕が疲労してしまうと本末転倒だ。
狙いたいメインの筋肉に効果的な負荷が加わる前にトレーニングの続行が困難になってしまう。
以上のことから、パワーグリップは狙いたい筋肉に効果的な刺激を加えるための大きなサポート役であり、使用することでトレーニングの質の向上に非常に効果的であると考えている。

これは個人の目的によるから、どちらが正解と言うことではないぞ。
おすすめのパワーグリップ
ここで俺MPが実際に愛用しているパワーグリップを紹介しよう。
ALL OUT(オールアウト)
引用:楽天市場
ALL OUTは国産メーカーとして圧倒的な人気を誇るパワーグリップ。
圧倒的なコストパフォーマンスでプロ・アマ問わず幅広く高い評価を得ている。

日本代表ボディビルダーの浅野喜久男氏が監修したパワーグリップだぞ。
特徴
- 人工工学による特殊形状で力が入れやすい
- ベロ先と手のひら部分にある凹凸加工により握りやすい
- 接着強化型のベルクロによりテープの接着力が低下しにくい
- 手首周りの厚い高反発クッションにより痛くならない
- 太い手首にも対応可能な23cmのリストベルト
- 薄い設計のベロによりセットがしやすい
- 耐久強度は驚異の376kg

カラーはオレンジとホワイトの2色展開だ。
さいごに
いかがだっただろうか?
トレーニングの質を数段階向上させてくれるパワーグリップ。
また筋トレで最も大事な怪我の防止にも役立つ器具でもある。
初心者の人こそ是非取り入れてみてくれ。

家で自重トレする人は要チェック👇

以上が今回の記事だ。
最後まで読んでくれてありがとう。
じゃあな:)

5ダース買っといた。

こっわ。
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